|
外国企業から英文契約書へのサインを要求されました。契約書の内容は詳しく検討していませんが、口頭で説明を受けたので、サインをしようと思います。問題はないでしょうか。 |
|
英文契約書は、ときに数十ページにも及ぶことがあり、読むだけでも一苦労、という場合も少なくありません。しかし、内容を精査しないで契約書へサインをすることは大きなリスクを伴います。相手方による口頭での説明が、必ずしも契約書の内容と一致しているとは限りません。実際に、英文契約書をよく精査せずにサインをしてしまい、後に「こんなはずじゃなかった」と言ってご相談に来られる方もいらっしゃいます。英文契約の締結は、日本語の契約締結以上に慎重である必要があります。御社でよくご検討の上、国際法務に精通した弁護士にも精査を依頼することをお勧めします。 |